『ホワイトデーは、ホワイトチョコで何か作るのが良いと思うんだ。ねーねー、「ゆせん」ってなぁに?』
『俺が知るか!そんな事より、お前一体どうしてそんな本を見てるんだ…』
『だって、うちにある本の中で、チョコレートを使うものが載ってたのがこれだけだったんだもん』
本当は、成人男性の姿の精霊クリスターは、ある日うっかりおかしな罠にはまってしまいます。
それは、人間なのに何故か高い魔力を持っている謎の少年ノーダムが、いたずらで描いたおかしな図形。
その上を通った途端、力が抜けて体が小さくなってしまいました。
元に戻る為には、何とかしてノーダムにその図形を描いた時と逆の順番で作ってもらわなければなりません。
『いたずらで描いたのに、描き順なんて覚えてるわけ無いでしょー?』
『良いから、何が何でも思い出せ!!』
『うーん……、じゃあ、頑張って思い出す代わりに、君は元に戻れるまで僕の召使いね?』
『どうして被害者の俺が!』
『…一生そのままでいるつもり?』
『………暫くお世話になります』
さてはて、クリスターが元の姿に戻れる日は来るのでしょうか。
そんな事を妄想しながら描いた、バレンタインのお返し絵色換え版。
元絵は彩度高めの鮮やかな色ばかりなんですが、だいぶ落ち着いた感じにしてみました。
しかし、何か最近食べてる絵ばかり描いてるのは何故だろう。