場面:皇帝の部屋
節制

『まったく…。
本当にお前はいつまで経っても子供だな』

悪魔

『ホントにな』

皇帝

『何だいきなり共同戦線張りやがって。
それになぁ、俺はてめぇにだけは言われたくねぇぞ!?』

ビシッと悪魔を指差す皇帝。
悪魔

『何でよ。
俺様こんなに大人じゃない』

皇帝

『一体何処がだ!!』

節制

『知らないかもしれないが、コイツは意外としっかりしているぞ。
ちゃっかりという方が正しい気もするがな』

悪魔

『そーそー。
って、あれ?
今ちょっと引っ掛かる部分があったような気がしないでもない』

節制

『気のせいだろう。
とにかく、皇帝、お前はもう少し大人になれ』

皇帝

『ったく…てめぇはいつもいつもそうやって年上ぶって…』

節制

『実際年上なのだから仕方ないだろう。
初めて会った時なんてお前はまだ』

皇帝

『うるせぇな、もう黙れ』

二人に背を向ける皇帝。
悪魔

『…あーあ、すねちゃった。
そういう所が子供なんじゃない。
でもいやーね、節制さんもあんなにツンツンつついちゃって大人気ないんだから』

節制

『気色悪い喋り方をするな。
皇帝の言う事も、一理あると言えばあるんだぞ』

悪魔

『何が?』

節制

『お前が年齢にそぐわない言動ばかりするから、「お前にだけは言われたくない」んだろう』

悪魔

『お前等と同じ基準で計られても困るねー』

節制

『だからフォローを入れてやったじゃないか』

悪魔

『「ちゃっかり」って?』

節制

『……実は根に持ってるな?』

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