――僕はもうすぐ死んでしまうんだね。
世界の為に死んでしまうんだ。
世界を救うって言う事は、父さんも母さんも、それから先生も救う事になるんだよね。
とってもとっても良い事なんだ。
僕はそれを誇れば良いんだよね。

『先生』の答えを聞いた後、レイリックは毎日毎日こうして自分に言い聞かせた。
近付いてくる死の恐怖に打ち勝てるように。
『自分の死』を『誇れる』ように。

――先生も言ってくれてるよ。
『怖がる事は無い』って。
『逃げたら世界が滅んでしまうんだよ』って。
だから僕は頑張れる。




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