知ってる?
太陽って直接見ちゃいけないんだ。
そのあまりの眩しさに目を潰されてしまうから。
それは、太陽が自分を守る為の術。
だってそうしないと、きっと皆太陽を手に入れようとするだろう?
その暖かさや光は、人間にとってとても重要なモノだから。
もし独り占めできたら、凄い事だと思わない?
だから太陽は、直接見ることが出来ないくらい眩しくなって、自分を守っているんだよ。
それでも尚、人間たちに優しさを振りまいているんだよ。
ところが実は太陽は結構気分屋
機嫌が悪くなると雲に隠れちゃう
悲しいと涙が雨になって降ってくる
でもずっと輝いていたら太陽は疲れちゃうんだ。
だから、夕方が太陽に『そろそろお休み』って布団をかけてあげるんだよ。
それでね、闇がカーテンを下ろしてあげるんだ。
そのせいで夜は真っ暗。
でもそれじゃ人間が可哀想だって太陽が。
少しだけ輝いて、月や星たちに協力してもらって夜を照らしてるんだ。
夕方は夕(ゆう)。
闇は宵闇(よいやみ)。
月は月代(つきしろ)。
そして太陽は陽(ひなた)。
夕「陽、そろそろ寝ないと疲れただろう」
宵闇「何だ、今日はもう終わりか」
月代「じゃあ僕たちそろそろ準備しますね」
陽「皆、どうもありがとう」
いつから?
ずっと前から。
いつも一緒。
ずっと一緒。
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