鳴り響いたファンファーレと共に我に返り、気付いたら俺はそこに立っていた。
これは自分が決めた事、これは自分が望んだ事。
何度も、何度も、何度も。
繰り返し言い聞かせてきたというのに、いざその時になったらなんて様だ。
それでも。
後悔はできない、後悔なんてしてはいけない。





ああ、どうしてこんな頑なな。
本当は誰も、そんな事を望んでいなかったと。
そう、痛いほど知っていたのに。


愚かになりたい賢人 愚者
彼の者を捜す旅人 魔術師
可憐な調停者 女教皇
悩める君主 女帝
思いを馳せる支配者 皇帝
厳格なる聖者 法王
恋のみに生きる者達 恋人
臆病な突撃兵 戦車
強さを追い求める戦士 剛毅
喧騒を嫌う粋人 隠者
機械仕掛けの傍観者 運命の輪
真実の探究者 正義
眠れる森の王子 吊るされ人
終わりを告げる占者 
追われぬ逃亡者 節制
究極の楽観主義者 悪魔
賢才豊かな遊び人 
純粋なる小さき佳人 
明朗な情報収集家 
心優しき守人 太陽
選択を迫る識者 審判
待ち倦む起動者 世界